特定非営利活動法人(NPO) 岐阜県訪問介護協会

協会案内

特定非営利活動法人(NPO) 岐阜県訪問介護協会とは

協会は、訪問介護事業を行っている事業者と介護従事を志す人の質を高めるため、 教育支援と就労の場の提供、サービス提供者及び介護従事者の研修によるサービスの質の向上、 事業者間及び関係行政との連携・協議による事業環境の改善や社会的認知の向上などの諸活動を実施し、 岐阜県民に新たな就労の機会を提供するとともに、 豊かで安心して介護を受けられる地域社会を実現することを目的としています。

ご挨拶

我が国における少子高齢社会への急激な移行は、 21世紀を迎え止まることの無い流れとなっており、 日本の経済社会全体で構造的な変革が急務となっています。

高齢者に関する課題も公的介護保険制度が開始され大きく変化しました。 本制度により、高齢者福祉は行政における措置から、 サービス提供者と受益者との契約へと大きく変わり、 わが国の高齢者福祉制度の理念が根本的に見直される契機となりました。 つまり、高齢者対策が行政だけに頼るものではなく、 地域住民、医療機関、民間企業も巻き込み一体となり、 質が高く効率の良いサービスを提供することが求められるようになったということです。

高齢者サービスにも様々なサービスの提供方式がありますが、 施設型介護だけではおのずと限界があり、 「高齢者の家族ととともに」という切なる思いを考えるとき、 訪問介護の重要性は今後ますます高まるものと思われます。

しかし、より良い訪問介護サービスを提供していくにはいくつかの課題があります。

マンパワーの不足の解消、 サービス提供事業者の質的向上の必要性、 介護事業・サービスを志す人達への就労機会の提供、教育訓練の重要性、 事業者間、及び行政との情報交換の重要性、 さらには、介護事業への住民の理解、社会的地位向上による事業、労働環境の改善、等々課題が山積です。

これら多くの課題に対応していくためには、 岐阜県内の高齢者に対して、地域密着の企業・団体が持っている機能・ノウハウを使って、 地域住民の方々に質の高いサービスを提供する、介護事業者のネットワークが最も重要と思われます。

当協会の活動を通じて、県民が豊かで安心な介護を受けられ、 また訪問介護事業を通して、新しく雇用を創出していくことが出来るのではないかと思い、 共通の課題をお持ちの関係する皆様に、岐阜県訪問介護協会への入会及び、理解とご支援をお願いします。

理事長 林一成

理事長 林 一成